ホームページのURLを変えたら、検索結果から自社のページが消えてしまった。中小企業の経営者の方から、こうしたご相談をいただくことがあります。
原因の多くは、301リダイレクトという「移転のお知らせ」を設定し忘れていることです。
この記事では、301リダイレクトとは何か、ページを削除するときの404・410との使い分け、URLを変更するときにGoogleが公式に示している手順を、専門用語をできるだけ避けて順番にご説明します。
サイトのリニューアル、ブログ記事の整理、httpsへの切り替え。どれも「URLが変わる」作業です。
手順を一度知っておけば、積み上げてきた検索評価を落とさずに進められます。
制作会社に任せる場合でも、この記事の内容を知っていれば「リダイレクトはどうなっていますか」と確認できます。それだけで、事故の多くは防げます。
記事執筆者:認定SEOコンサルタント 三田健司
301リダイレクトとは?「移転先はこちらです」を伝える仕組み

郵便局に出す「転居届」と同じ役割
リダイレクトとは、あるURLにアクセスした人を、別のURLへ自動的に送り届ける仕組みのことです。Googleの公式ドキュメントでは「ページが新しい場所に移ったことを、訪問者とGoogle検索に伝えるもの」と説明されています。
イメージとしては、引っ越しのときに郵便局へ出す転居届に近いものです。古い住所宛ての郵便物が、自動的に新しい住所へ届くようにする手続きだと考えると分かりやすいと思います。
この届出を出さないまま引っ越すと、郵便物は「宛先不明」で戻ってきます。ウェブサイトでも同じことが起き、訪問者にはエラー画面が表示されます。
リダイレクトが必要になる4つの場面
Google公式は、リダイレクトが特に役立つ場面として4つを挙げています。サイトを新しいドメインに移したとき、複数のURLで同じページが開けるとき、2つのサイトを統合するとき、そしてページを削除して別のページへ案内したいときです。
中小企業のサイトでいちばん多いのは、2つ目と4つ目です。トップページが「wwwあり」と「wwwなし」の両方で開けてしまう状態や、古いサービスページを新しいページにまとめたいケースが該当します。
サイトのリニューアルは、この4つが同時に起きやすい作業です。だからこそ、リニューアル時のトラブルが後を絶ちません。

「恒久的」と「一時的」で検索結果に出るページが変わる
リダイレクトには大きく分けて2種類あります。恒久的リダイレクトと一時的リダイレクトで、この違いは見た目では分かりませんが、検索結果への影響がまったく違います。
Google公式の説明はとても簡潔です。恒久的リダイレクトは新しいURLが検索結果に出るようになり、一時的リダイレクトは古いURLが検索結果に残ります。
つまり「もう戻さない」と決めた移転なら恒久的、「今週だけ休業案内に飛ばす」といった用途なら一時的、という使い分けになります。ここを間違えると、新しいページがいつまでも検索結果に出てきません。
なお公式は、一時的リダイレクトでも他の正規化シグナル次第では転送先が登録される場合がある、とも補足しています。確実に切り替えたいなら恒久的リダイレクトを選んでください。
301と308はどちらも「恒久的な移転」
恒久的リダイレクトを表す番号には、301と308の2つがあります。どちらも「ページが恒久的に移転した」という意味で、Googleは同じように扱うと明記しています。
一方、一時的リダイレクトには302・303・307という番号が割り当てられています。307は302と同じ扱いになる、というのが公式の説明です。
番号を覚える必要はありませんが、制作会社とのやり取りで「301で設定してください」と伝えられるだけで話が早く進みます。逆に「302になっていますが大丈夫ですか」と聞けるようになれば十分です。
評価が失われることはない、とGoogleは明言している
「リダイレクトすると、これまで積み上げた評価が目減りするのではないか」という心配をよく耳にします。これについて、Googleのサイト移転に関する公式ドキュメントははっきり書いています。
301などの恒久的リダイレクトでは、リンクの評価が失われることはない、という趣旨の説明です。正しく設定すれば、評価の目減りを心配する必要はありません。
ただし「正しく設定すれば」という条件がつきます。移転直後に順位が揺れること自体は公式も認めており、それは評価が消えたのではなく、Googleが新旧のURLを読み直している途中だと理解してください。
筆者はWeb制作に10年以上たずさわり、延べ1,000件以上のサイトに関わってきましたが、リダイレクトを正しく設定した移転で評価が消えた例は経験していません。事故が起きるのは、設定そのものが抜けていたときです。
リダイレクトの種類と、Googleへの伝わりやすさの順番

いちばん確実なのはサーバー側のリダイレクト
Google公式は、リダイレクトの方法を「Googleが正しく解釈できる可能性が高い順」に並べて紹介しています。その最上位にあるのが、サーバー側で設定するリダイレクトです。
サーバー側というのは、ページが表示される前の段階で「このURLは移転しました」と返す方法のことです。ブラウザに何かを表示する前に判断が終わるため、確実で速いという特長があります。
公式ドキュメントでは、検索結果に出るURLを変える必要があるなら、可能な限りサーバー側の恒久的リダイレクトを使うことを推奨しています。迷ったらこれ、と覚えておけば間違いありません。
WordPressならプラグインやCMSの機能で設定できる
サーバーの設定ファイルを触るのは怖い、という方が大半だと思います。実際、その感覚は正しく、書き間違えるとサイト全体が表示されなくなることがあります。
WordPressであれば、リダイレクト用のプラグインを入れて、管理画面から「古いURL」と「新しいURL」を入力するだけで設定できます。1本ずつ登録する形なので、内容を目で確認しながら進められるのも安心です。
Googleの公式ドキュメントも、BloggerやShopifyのようなプラットフォームには最初からリダイレクトの仕組みが用意されていることがあるので、まずヘルプ記事を探すよう案内しています。自社の環境で使える手段を先に確認するのが近道です。
meta refreshは「0秒なら恒久的、秒数指定なら一時的」
サーバー側の設定がどうしてもできない場合の代替手段として、公式はmeta refreshという方法を挙げています。ページのHTMLの中に1行書くことで、自動的に別のURLへ移動させる仕組みです。
ここに知っておくと得をする決まりがあります。待ち時間を0秒にした場合は恒久的リダイレクト、1秒以上の待ち時間を指定した場合は一時的リダイレクトとして解釈されます。
「5秒後に移動します」という親切のつもりの画面が、検索エンジンには「一時的な移転」と伝わってしまうわけです。移転を確定させたいなら、待ち時間は0にしてください。
JavaScriptによる移動は最後の手段
JavaScriptを使ってページを移動させる方法もあります。ただし公式は、サーバー側もmeta refreshもできない場合に限って使うように、とはっきり書いています。
理由は、GoogleがJavaScriptを実行するのはクロールが終わったあとの段階であり、その処理がうまくいかないことがあるためです。処理に失敗すると、リダイレクトの存在そのものがGoogleに認識されません。
「制作会社からJavaScriptで対応しますと言われた」という場合は、サーバー側でできない理由を確認しておくとよいと思います。事情があって選ばれているなら問題ありませんが、単に手軽だからという理由なら再検討の余地があります。
リンクを置くだけの「疑似リダイレクト」もある
どの方法も使えないとき、公式は「新しいページへのリンクと短い説明を置く」ことを最低限の対応として紹介しています。ドキュメント内ではクリプトリダイレクトと呼ばれています。
ただしこれについては、公式自身が「ネス湖の怪物のように存在が疑われることもある」というユーモアを交えた注意書きを添えています。すべての検索エンジンが正式な移転として認識するわけではありません。
他に手段がない場合を除いて頼るべきではない、というのが公式の立場です。まずはサーバーの管理会社に相談することをおすすめします。
ページを削除するときは404か410|リダイレクトが不適切な場合

行き先がないなら、素直に「ありません」と返す
ページを消すとき、何でもかんでもリダイレクトすればよいわけではありません。Google公式は、ページを削除して似た内容の代わりのページがサイト内にない場合は、404か410を返すように案内しています。
404は「見つかりません」、410は「なくなりました」という意味の返答です。存在しないページをきちんと報告することで、サイト内の大事なページにクロールが回りやすくなる、というのはGoogleが以前から説明してきた考え方です。
終了したキャンペーンページや、取り扱いをやめた商品ページがこれに当たります。無理に似ていないページへ飛ばすより、なくなったと正直に伝えるほうが、結果としてサイト全体のためになります。
404と410は、Googleにとってほぼ同じ扱い
「410のほうが消えるのが早いと聞いた」という話を耳にすることがあります。Googleのクローラー向けドキュメントを読むかぎり、404も410も含めた4xxの番号は、基本的に同じ扱いだと説明されています。
4xxが返るURLについて、Googleは内容を使いません。すでにインデックスに登録されていたURLは、その番号が返るようになると索引から削除される、と明記されています。
クロールの頻度は徐々に下がっていきます。どちらを使うか悩む必要はなく、多くのCMSが標準で返す404のままで問題ありません。
「古いページを全部トップページへ」は危険
サイト移転でいちばんやりがちな失敗が、これです。古いURLをまとめて新しいサイトのトップページへ飛ばしてしまう設定を、Google公式は名指しで避けるように書いています。
理由は2つあります。訪問者を混乱させること、そしてGoogleにソフト404として扱われる可能性があることです。
ただし例外もあります。複数のページの内容を1つのページにまとめた場合は、古いURLをその新しい統合ページへ飛ばして構わない、と公式は明記しています。
「内容の続き先があるか」が、判断の分かれ目です。
ソフト404という見えにくい落とし穴
ソフト404とは、画面には「ページが見つかりません」と表示されているのに、裏側では「200(成功)」という正常の返答をしている状態のことです。中身が空っぽのページも、これに含まれます。
人にも検索エンジンにも分かりにくい状態なので、Googleは推奨していません。存在しないURLのクロールに時間が使われ、サイトの本当に大事なページが後回しになる可能性があります。
自社サイトの状態は、サーチコンソールの「ページのインデックス作成」レポートで確認できます。ソフト404という項目が出ていたら、該当URLの返答を見直してください。

検索結果から急いで消したいときの応急処置
誤って公開してしまったページなど、すぐに検索結果から消したい場合はサーチコンソールの削除ツールが使えます。1日以内に検索結果から取り除ける、と公式は説明しています。
ただしこれはあくまで応急処置です。削除ツールのリクエストが有効なのは約6か月間で、その後は元に戻ります。
恒久的に消すには、内容そのものを削除するか、パスワードで保護するか、noindexを設定するかのいずれかが必要です。robots.txtで隠す方法は、公式が明確に推奨していません。
URLを変えるときの手順|Google公式が示す5つのステップ

ステップ1|一度に1つのことだけ変える
Google公式がサイト移転の心得として最初に挙げているのが、変更を一度にまとめないことです。ドメインの変更、CMSの入れ替え、デザインの刷新は、それぞれ別々のタイミングで行うよう推奨されています。
理由は単純で、同時に変えると何が原因で順位が動いたのか分からなくなるからです。リニューアルで「全部を新しくする」のは気持ちのよい作業ですが、後から検証できなくなります。
公式はもう一つ、アクセスが落ち着く時期に移転することも勧めています。繁忙期を避けることで、万一トラブルが起きたときの影響を小さくできます。
ステップ2|新旧URLの対応表をつくる
次にやるのが、古いURLと新しいURLの一覧表づくりです。地味ですが、ここが移転作業の中心になります。
公式が挙げている「重要なURLの見つけ方」は3つあります。サイトマップに載せているURL、アクセス解析で流入の多いURL、そしてサーチコンソールで外部からリンクされているURLです。
忘れがちなのが、画像やPDFなどのファイルです。PDFのカタログや会社案内も検索から流入していることがあるため、一覧に含めてください。
ステップ3|新しいページ側の設定を整える
対応表ができたら、新しいサイト側の設定を直します。公式が挙げているのは、各ページに自分自身を指すcanonicalを入れること、そして内部リンクを新しいURLに書き換えることです。
内部リンクが古いURLのままだと、訪問者が毎回リダイレクトを経由することになり、表示が遅くなります。移転の意図も分かりにくくなるため、ここは丁寧に直す価値があります。
canonicalの考え方については、別の記事で詳しく解説しています。移転と正規化はセットで理解しておくと迷いません。

ステップ4|リダイレクトを実装して1本ずつ検証する
いよいよリダイレクトを有効にします。小規模から中規模のサイトについて、公式は一気に全URLを移すことを推奨しています。
区画ごとに分けて少しずつ移すのは、大規模サイト向けの手法です。ページ数が数十から数百程度であれば、まとめて切り替えたほうがGoogle側も移転を理解しやすくなります。
切り替えたら検証です。公式はサーチコンソールのURL検査ツールで1本ずつ確認する方法を案内しており、数が多い場合はコマンドラインのツールを使う方法にも触れています。
ステップ5|アドレス変更ツールは「ドメインを変えるときだけ」
サーチコンソールには「アドレス変更」という機能があります。ただし、これを使う場面は限られています。
公式が明記しているのは、ドメインやサブドメインを別のものに変えるときだけ必要、ということです。httpからhttpsへの移行、wwwのあり・なしの統一、同じドメイン内でのURL階層の変更には不要です。
ドメインを変える場合は、wwwあり・なしを含むすべての確認済みプロパティからアドレス変更を申請するよう案内されています。使っていない変種も含めて申請するのがポイントです。

よくある失敗5つ|数珠つなぎ・早すぎる解除・内部リンクの放置

失敗1|リダイレクトの数珠つなぎ
ページAからページBへ、さらにページBからページCへ。何年もサイトを運営していると、こうした連鎖が自然にできあがります。
Googleのクローラーは、一般的なウェブコンテンツのクロールで最大10回の転送までたどると説明されています。ただし公式の推奨は、最終的な行き先へ直接飛ばすことです。
どうしても難しい場合でも、連鎖は3回以内、多くても5回未満に収めることが推奨されています。転送のたびに表示が遅くなり、対応していない環境もあるためです。
失敗2|リダイレクトを早く外してしまう
移転から数か月経って「もう大丈夫だろう」と設定を外してしまう。これも実際によくある失敗です。
Google公式は、リダイレクトをできるだけ長く、一般的には最低1年は維持するよう案内しています。この期間があることで、他サイトからのリンクを含めたすべてのシグナルが新しいURLへ引き継がれます。
訪問者の視点では、期限を決めずに残しておくことも検討に値します。ただし転送は表示を遅くするので、自社の内部リンクや流入の多い外部リンクは新しいURLに直してもらうのが理想的です。
失敗3|noindexやrobots.txtの外し忘れ
新しいサイトを制作している間、検索結果に出ないようnoindexを入れたり、robots.txtでクロールを止めたりすることがあります。公開時にこれを外し忘れるケースが、公式の「よくある間違い」に挙げられています。
この状態だと、リダイレクトを正しく設定していても新しいページが検索結果に出てきません。移転がうまくいかないときは、まずここを疑ってください。
公式は、開発中にnoindexを使うなら、公開時に外すURLの一覧をあらかじめ用意しておくよう勧めています。記憶ではなく、リストで管理するということです。
失敗4|内部リンクと外部の登録情報を放置する
移転直後にやるべきこととして、公式はリンクの更新を挙げています。対象は自社サイト内のリンクだけではありません。
SNSのプロフィール欄、広告の遷移先、そして取引先や業界団体のサイトに載っているリンクも含まれます。流入の多いものから優先して依頼していくのが現実的です。
Googleビジネスプロフィールに登録したURLも忘れないでください。店舗ビジネスの場合、ここが古いままだと地図検索からの導線が途切れます。
失敗5|一時的な順位の揺れで慌てて元に戻す
移転すると、順位はたいてい一時的に揺れます。公式もこれを「正常なこと」と表現し、時間とともに落ち着くと説明しています。
中規模のサイトでは、Googleが新しいURLを表示し始めるまでに数週間以上かかることがあります。大規模サイトならさらに長くかかります。
ここで慌てて設定を戻すと、Googleは移転を判断しきれなくなります。移転したら、少なくとも数週間は動かさずに見守るのが正解です。
変更後にサーチコンソールで確かめる4つのこと

その1|URL検査で代表的なページを確かめる
まずはURL検査ツールです。新しいURLを入力して、インデックスに登録されているか、Googleが選んだ正規URLが意図どおりかを確認します。
全ページを調べる必要はありません。トップページ、主要なサービスページ、問い合わせにつながっている記事の3種類を押さえれば十分です。
古いURLを入力してみるのも有効です。リダイレクト先として新しいURLが表示されれば、設定が届いていることが分かります。
その2|サイトマップは新旧の2つを出す
意外に知られていませんが、公式は移転時に新旧2つのサイトマップを送信することを勧めています。古いURLのサイトマップも出すことで、Googleが移転に気づく速度が上がるためです。
古いURLのサイトマップには「リダイレクトされています」という警告が出ますが、公式は無視して構わないと明記しています。実際に移転しているのだから当然の表示です。
時間が経つと、古いサイトマップの登録数はゼロに近づき、新しいほうが増えていきます。この2本のグラフが交差していく様子が、移転の進み具合そのものです。
その3|ページのインデックス作成レポートを見る
インデックスの登録状況をまとめて見られるのが、このレポートです。移転が進むにつれて、古いサイトの登録数が減り、新しいサイトの登録数が増えていきます。
ここで予期しないクロールエラーが出ていないかも、定期的に確認してください。公式も「想定外のエラーがないか定期的にチェックする」ことを移転時の作業として挙げています。
サーチコンソールの基本的な使い方は、別記事でまとめています。移転の前に一度目を通しておくと、画面の見方で迷わずに済みます。

その4|順位は自分で記録して比べる
サーチコンソールの平均掲載順位は、複数のキーワードや期間をならした数字です。移転前後で「このキーワードがどう動いたか」を1本ずつ追うには、少し粗い指標です。
移転のように結果が数週間かけて現れる作業では、狙っているキーワードの順位を毎日記録しておくと判断がしやすくなります。大事なのは、移転の前から記録を始めておくことです。
比較の基準となる「移転前の順位」がなければ、下がったのか戻ったのかも分かりません。リニューアルの計画が立った時点で記録を開始してください。
よくある質問(FAQ)
リダイレクトを設定すると順位は下がりますか?
恒久的リダイレクトによって評価が失われることはない、とGoogle公式は明記しています。ただし移転直後は順位が一時的に揺れることがあり、これは正常な現象だと説明されています。
中規模のサイトでは、新しいURLが表示されるようになるまでに数週間以上かかることがあります。下がったように見えても、落ち着くまで待つのが基本です。
古いページは削除したほうがよいですか、残すべきですか?
新しいサイトに内容の続き先があるなら、リダイレクトで案内してください。続き先がまったくない場合は、404か410を返すのが公式の案内です。
判断に迷ったときは「この古いページを見に来た人は、どのページを見れば目的を果たせるか」を考えてみてください。答えられないなら、リダイレクト先は存在しないということです。
ブログ記事のURLを分かりやすい英語に変えたいのですが。
すでに検索から流入があるページであれば、URLの変更は慎重に判断してください。変更するなら301リダイレクトが必須で、変更しない選択肢も十分に合理的です。
公式はURL構造について、ハイフン区切りの分かりやすいURLを推奨しています。ただし既存URLの変更は、見た目の改善と引き換えに移転の手間とリスクを背負う作業になります。
httpからhttpsへの切り替えでもリダイレクトは必要ですか?
必要です。httpとhttpsは、Googleにとって別のURLとして扱われます。
ただしサーチコンソールのアドレス変更ツールは不要です。公式はhttpからhttpsへの移行を、アドレス変更ツールが必要ない例として明示しています。
リダイレクトの設定は自分でできますか?
WordPressであれば、リダイレクト用のプラグインで管理画面から設定できます。サーバーの設定ファイルを直接編集する方法は、書き間違いでサイト全体が止まる可能性があるため、慣れていない方にはおすすめしません。
ドメインごと移すような規模の移転は、制作会社やサーバー管理会社に相談することをおすすめします。その際、この記事の5つのステップを確認事項として使ってください。
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まとめ|URLを変えるなら「転居届」を忘れない
301リダイレクトは、ページが新しい場所に移ったことを訪問者とGoogleに伝える仕組みです。恒久的リダイレクトなら新しいURLが検索結果に出るようになり、評価が失われることはないとGoogle公式が明記しています。
一方、移転先が存在しないページを無理に飛ばすのは逆効果です。行き先がないなら404か410を返し、古いURLをまとめてトップページへ送るのは避けてください。
手順は、一度に1つだけ変える、新旧URLの対応表をつくる、新しいページ側の設定を整える、実装して検証する、ドメインが変わるならアドレス変更を申請する、の5つです。そしてリダイレクトは最低1年、できればそれ以上残しておきます。
今日すぐできることを1つ挙げるなら、自社サイトのトップページをwwwあり・なし、httpあり・httpsありの4通りで開いてみることです。どれで入力しても同じ1本のURLに切り替わるなら、いちばん基本的なリダイレクトは効いています。
そして、移転やURL変更の結果は順位の推移で確かめるのがいちばん確実です。AccessScopeは、サイトのURLを入力するだけで検索順位を自動で記録し続ける無料のツールです。10キーワードまで無料、クレジットカードの登録も不要ですので、リニューアルの前に自社の現在地を記録しておくところから始めてみてください。AccessScopeの無料プラン

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