「検索順位は前と変わっていないはずなのに、サイトへのアクセスがじわじわ減ってきた」。最近、中小企業の経営者や店舗オーナーの方から、こうしたご相談が増えています。順位チェックツールで見ると今まで通り上位にいる。なのにアクセス解析の数字だけが落ちていく。
この不思議な現象には、はっきりとした原因があります。検索結果の見た目そのものが、ここ1〜2年で大きく変わったためです。本記事では、なぜ順位はそのままでアクセスだけが減るのか、その正体と、中小企業が今からできる現実的な対策を、専門用語をできるだけ避けて解説します。
記事執筆者:認定SEOコンサルタント 三田健司
「順位は下がっていないのにアクセスが減った」の正体

クリックされる前に「答え」が表示される時代になった
2024年以降、Googleの検索結果ページの一番上に、AIが生成した要約「AIによる概要(AI Overviews)」が表示されるようになりました。利用者が何かを検索すると、サイトを開く前に、AIがいくつものページの内容をまとめた答えを最初に見せてくれる仕組みです。
便利な反面、サイト運営者にとっては悩ましい変化でもあります。利用者がAIの要約だけで満足してしまうと、その下にある検索結果(つまりあなたのサイト)はクリックされなくなるからです。順位は1位のままでも、クリックされなければアクセスは増えません。
つまり今は「上位に表示されること」と「実際に訪問してもらえること」が、以前ほどイコールではなくなりました。順位という指標だけを見ていると、この変化を見落としてしまいます。
具体的な例で考えてみましょう。たとえば「ホームページ 制作 費用 相場」と検索した利用者がいたとします。以前なら、上位のサイトを何件か開いて相場を比べていました。
ところが今は、検索画面の最上部にAIが「一般的な相場は○○円〜○○円程度」とまとめてしまいます。利用者はその一文で納得し、サイトを開かずに次の行動へ移る。あなたのページは1位のまま、しかしクリックはされない。これがまさに、今起きている変化の典型です。
データが示す影響の深刻さ
感覚的な話だけではありません。SEOツール大手のAhrefsが2026年2月に公表した調査では、30万件のキーワードを分析した結果、AIによる概要が表示される検索では、検索1位ページのクリック率が約58%低下していたと報告されています。2023年12月時点と2025年12月時点を比較したものです。
これはAhrefs単独の数字ではありません。Seer Interactiveやauthoritasなど複数の調査でも、おおむね5割前後のクリック率低下が確認されています。順位を守っていても、流入が減りやすくなっている。これは多くのサイトに共通して起きている構造的な変化だと考えられます。
もちろん、すべての検索でAIによる概要が出るわけではありませんし、業種や検索語句によって影響の大きさは異なります。とはいえ「順位は落ちていないのにアクセスが減った」と感じているなら、まずこの変化を疑ってみる価値は十分にあります。
【2026年6月】ゼロクリック検索は米国で68%に
この現象は、検索全体の統計にもはっきり表れています。SparkToroがSimilarwebのクリックストリームデータをもとに2026年6月8日に公表した調査では、2026年1〜4月の米国のGoogle検索のうち、68.01%がどのサイトもクリックされずに終わっていたと報告されました。
2024年の同種の調査では60.45%でしたので、2年で7.5ポイント増えた計算になります。同社はこれを、過去10年で最も速い増え方だと表現しています。
さらに細かく見ると、「1回以上クリックが発生した検索」の割合は2024年から2026年で9.51ポイント減り、率にすると22.9%の減少でした。減った分の多くは、Googleの中でもう一度検索し直す行動(7.2ポイント増)に移っています。
同調査は、AIによる概要が全検索の20%超に表示され、表示された場合のクリック率は約60%下がるというAhrefsのデータも引用しています。先ほどの58%低下という数字とも、おおむね一致する水準です。
ただしこの調査は米国のデータで、対象はブラウザ内の検索に限られます。Googleの検索アプリ内は含まれておらず、日本の数字がそのまま同じとは限らない点には注意が必要です。
それでも、順位が同じでもクリックが減るという実感が、自社だけの思い込みではないことは十分に読み取れます。
AI検索の利用者はどこまで増えたか(2026年時点)
この変化は一時的な流行ではなく、利用者の規模からも裏づけられます。2026年5月のGoogleの発表では、AIによる概要(AI Overviews)の利用者は月間25億人を超え、対話型のAI Mode も月間10億人に達したとされています。
Google以外でも、ChatGPTは2026年2月時点で週間9億人が使うと報じられています。「AIに聞いてから決める」行動は、もはや一部の新しもの好きだけのものではありません。
利用者が増えるほど、答えの画面で完結する検索も増えていきます。順位とアクセスのずれは、今後さらに広がっていく可能性が高いと考えておくのが現実的です。
なぜ順位はそのままでクリックだけ減るのか

AIによる概要(AI Overviews)の仕組み
AIによる概要は、Googleが検索向けに用意した生成AIが、検索インデックスの中から関連性の高いページを探し出し、その内容をまとめて回答を作る仕組みで動いています。Googleはこれを「検索のランキングシステムを土台にして、確かな情報源から答えを組み立てる方法」と説明しています。
重要なのは、AIの要約はあなたのサイトを含む既存のWebページを材料にして作られているという点です。完全にAIが独自に答えているわけではなく、信頼できるページの内容を引用し、出典リンクも添えられます。つまり「引用される側」に入れるかどうかが、新しい分かれ目になります。
引用元として選ばれれば、要約の中にあなたのサイトへのリンクが表示され、そこから訪問につながる可能性が残ります。逆に引用されなければ、順位が高くてもAIの要約に埋もれてしまい、クリックの機会そのものが減ってしまうのです。
検索順位そのものがどう決まるのかを先に押さえておくと、この変化が理解しやすくなります。基本の仕組みは、こちらの記事で詳しく解説しています。


「ゼロクリック検索」という構造変化
検索したのにどのサイトもクリックせずに終わる状態を「ゼロクリック検索」と呼びます。実はこれはAIが登場する前から、強調スニペットや地図枠などの影響で少しずつ増えていました。AIによる概要は、その流れを一気に加速させた存在だと言えます。
調べ物の答えが検索画面の中で完結してしまうと、利用者はサイトを開く理由がなくなります。特に「○○とは」「やり方」といった、知識を確認するだけの検索ほど、この影響を強く受けやすい傾向があります。
一方で、実際に商品を比較したい、申し込みたい、近くの店を探したいといった「行動につながる検索」では、利用者は今もサイトを開きます。どんな検索で自社が見つかっているのかを知ることが、対策の出発点になります。
AIモードの影響はまだ小さい。ただし伸びは急
「アクセスが減ったのはAIモードのせいでは」と考える方もいます。先ほどのSparkToroの調査によれば、2026年1〜4月にAIモードへ移った検索は全体の0.34%にとどまっていました。
つまり現時点でクリックを減らしている主役は、AIモードではなくAIによる概要のほうだと考えられます。
とはいえ油断はできません。Googleは2026年5月のGoogle I/Oで、AIモードの利用者が月間10億人を超え、クエリ数は四半期ごとに倍以上に増えていると説明しています。
今後の主役が入れ替わる可能性は十分にあります。今のうちに、順位とクリックの両方を記録する習慣をつけておくことが備えになります。
影響を受けやすい検索・受けにくい検索
すべての検索が同じように影響を受けるわけではありません。傾向として、答えが一つに定まる「知識を確認するだけの検索」ほどAIに要約されやすく、クリックが減りやすくなります。
反対に、料金を見積もりたい、口コミを読みたい、地域のお店を予約したいといった検索は、利用者が自分の状況に合った情報を求めるため、今もサイトへの訪問が残りやすい領域です。自社の集客につながる検索が「行動につながる検索」寄りなのか「知識確認」寄りなのかを見極めることが、打ち手を考えるうえで欠かせません。
まず自分のサイトで「何が起きているか」を確かめる

対策を考える前に、自社のサイトで本当に何が起きているのかを確かめましょう。やみくもに手を打つより、現状を数字で把握するほうがずっと近道です。難しいツールは必要なく、無料でできる方法から始められます。
サーチコンソールで「表示回数」と「クリック数」を比べる
Googleが無料で提供する「サーチコンソール」を使うと、自社サイトが検索結果に出た回数(表示回数)と、実際にクリックされた回数を確認できます。表示回数は変わらないのにクリック数だけが下がっていれば、AIによる概要などの影響を受けている可能性が高いと判断できます。
具体的には、過去6か月や前年同期と期間を比べて、平均掲載順位がほぼ同じなのにクリック率(CTR)が落ちているページを探します。そのページが扱っているテーマこそ、AI時代に見直すべき優先順位の高い箇所です。
サーチコンソールの基本的な見方に不安がある方は、経営者向けに要点をしぼった次の記事もあわせてご覧ください。

新登場の「生成AIパフォーマンスレポート」もチェックする
2026年6月3日、Googleはサーチコンソールに「生成AIパフォーマンスレポート」という新しいレポートを追加すると発表しました。AIによる概要やAI Modeの中で、自社サイトが何回表示されたかを、通常の検索と分けて確認できるようになります。
まだ一部のサイトから段階的に展開されている途中で、表示回数が中心(クリック数や検索語句は今後対応予定)という制限はあります。それでも、AI検索での自社の見え方を公式データで確認できるのは大きな前進です。自分のサーチコンソールに表示されていないか、ときどき確認してみてください。

通常のレポートは「AI枠も合算」されている点に注意
見落としやすいのですが、サーチコンソールの通常の「検索結果」レポートで検索タイプを「ウェブ」にして見ている数字には、AIによる概要の中で表示された分やそこからのクリックも合算されています。
しかも、それだけを取り出す専用のフィルタは2026年8月時点で用意されていません。「ウェブの数字」と「AI枠の数字」を並べて比べる、という使い方は今のところできないということです。
生成AIパフォーマンスレポートは、この分離をはじめて可能にしたものです。ただし表示回数が中心で、クリック数・CTR・検索語句・掲載順位は含まれません。
したがって現状では、「AI枠で何回表示されたか」と「通常レポートでクリック率がどう動いたか」を、それぞれ別の指標として眺めることになります。1つの完璧な数字を探すより、複数の数字を突き合わせる姿勢が現実的です。
AIに直接、自社のことを聞いてみる
もう一つおすすめなのが、ChatGPTやGoogleのAIに「○○(地域名)でおすすめの△△は?」と、自社が選ばれてほしい質問を実際に投げてみることです。そこに自社の名前が出てくるか、競合だけが挙がるかで、AI上での見え方がよく分かります。
順位という一つの数字だけでなく、こうした「実際の見られ方」を定期的に観察する習慣が、これからの集客では効いてきます。日々の小さな変化を記録しておくと、施策の効果も判断しやすくなります。
順位チェックツールで「変化の兆し」を逃さない
サーチコンソールは強力ですが、毎回ログインして期間を比較するのは手間がかかります。そこで、検索順位を毎日自動で記録してくれるツールを併用すると、変化の兆しを早い段階でつかめます。
大切なのは、特定の一日の順位ではなく「推移」を見ることです。先週まで安定していた順位が動き始めた、表示はされているのに反応が薄い。そうしたサインに気づければ、原因がコアアップデートなのか、AIによる概要の影響なのかを切り分ける手がかりになります。
業者に丸ごと任せていると、こうした変化に気づくのが遅れがちです。自社でも数字を持っておくことで、報告を受けたときに内容を正しく判断できるようになります。まずは無料で始められる範囲で、順位の記録を習慣にしてみてください。

AI検索時代でも選ばれ続けるための対策

ここからは、中小企業が今日から取り組める対策です。難しい新技術は必要ありません。Googleも公式に「生成AI検索への最適化は、これまでのSEOと別物ではなく、検索体験そのものへの最適化=SEOの延長だ」と明言しています。基本を丁寧に積み上げることが、結局いちばんの近道です。
一次情報と独自の視点を厚くする
AIの要約は、どこにでもある一般的な情報をまとめるのが得意です。逆に言えば、他では読めない自社の実体験・現場の知見・具体的な数字こそ、AIにも利用者にも価値が伝わる部分になります。Googleも「ありふれた要約ではなく、独自の視点を持つコンテンツ」を重視すると説明しています。
たとえば施工事例の写真とビフォーアフター、お客様の生の声、自社だけが知る業界の裏側など、経験に基づく内容は簡単にはまねできません。こうした一次情報は、AIに引用されやすく、読者が最後まで読みたくなる強みになります。
指名検索とブランドを地道に育てる
「店名」や「会社名」で直接検索してもらえる状態を、指名検索と呼びます。指名検索はAIによる概要の影響を受けにくく、確実に自社サイトへ届く貴重な入り口です。日々の接客やSNS、口コミ、チラシなどを通じて名前を覚えてもらう努力は、地味でも着実に効きます。
店舗ビジネスであれば、Googleビジネスプロフィールを整え、地図検索や「近くの○○」で見つけてもらう工夫も有効です。検索エンジンへの依存を一点に絞らず、自社の名前そのものを資産として育てていく発想が大切です。
クリックしたくなる「タイトルと説明文」に磨きをかける
AIの要約が表示されても、その下に並ぶ検索結果が完全に消えるわけではありません。だからこそ、検索結果に出るタイトルと説明文(メタディスクリプション)で「このページには、要約だけでは分からない中身がある」と伝えることが、いっそう重要になっています。
具体的な数字、実例の有無、対象読者を明確にするだけでも、クリック率は変わってきます。一般論で終わらせず、「自社にしか書けないこと」をタイトルでにじませる工夫を続けましょう。
流入経路を一本に頼らず分散する
検索からの流入が減りやすくなった今、集客の柱を一本だけにしておくのは危険です。SNS、メールマガジン、紹介、リアルなつながりなど、複数の入り口を少しずつ育てておくと、検索環境が変わっても揺らぎにくくなります。
とはいえ、検索が重要であることに変わりはありません。順位とクリック率の両方を定期的に観察し、どのページがどんな成果につながっているかを把握しながら、無理のない範囲で経路を増やしていきましょう。AIに引用される側にまわるための考え方は、次のGEO入門記事でも掘り下げています。

今もSEOが効きやすい3つの領域
ここまで厳しい数字が続きましたが、悲観する必要はありません。前出のSparkToroの調査でも、今もSEOの効果が残りやすい領域として、指名検索・地域の店舗を探す検索・購入や申し込みの意図が強い検索の3つが挙げられています。
この3つは、まさに中小企業や店舗ビジネスが集客したい領域と重なります。
たとえば「地域名+業種」で探している人は、自分の条件に合うかを自分の目で確かめたいので、AIの要約だけでは判断を終えません。料金の見積もりや予約も同じです。
逆に言えば、「◯◯とは」のような知識確認の記事だけで集客しようとすると、影響を受けやすくなります。自社が狙うキーワードが3つの領域に入っているかを、一度点検してみてください。

「アクセス数」だけをゴールにしない
もう一つ考え方を変えたいのが、成果の測り方です。検索環境が変わった以上、アクセス数だけを追いかけると、努力が数字に表れず苦しくなります。
実際、アクセスが減っているのに問い合わせや売上は伸びている、というケースは珍しくありません。AIの要約で自社を知り、あとから社名で検索して来る人がいるためです。
そこで、問い合わせ件数、電話の本数、来店数、指名検索の回数といった「行動に近い数字」も並べて記録しておくことをおすすめします。
アクセスが減っても成果が減っていないなら、それは問題ではありません。どこを見て判断するかを先に決めておくと、無用な焦りを避けられます。
逆に「やらなくていい」AI向けの小細工

AI検索の話題が広がるにつれ、「これをやればAIに選ばれる」という小手先のテクニックも数多く出回っています。しかしGoogleは公式ガイドの中で、効果がない、あるいは不要だとはっきり示している項目をいくつも挙げています。労力を無駄にしないために、ここも押さえておきましょう。
Googleによれば、「llms.txt」のような特殊なファイルの設置、AI向けに文章を細切れにする加工、AI専用に書き換える作業などは、Google検索では使われておらず不要とされています。構造化データも、生成AI検索のために必須というわけではありません。
また、不自然に「言及」や被リンクを増やそうとする小細工も、見かけほど効果はありません。結局のところ、人にとって有益で信頼できるコンテンツを作ることが、AIにも評価される唯一の王道だということです。流行のテクニックに振り回されず、基本に集中しましょう。
こうした「やらなくていいこと」を知っておくと、限られた時間とお金を本当に効く施策に集中できます。新しいテクニックの情報が出るたびに振り回されるのではなく、自社の読者にとって価値があるかどうかを基準に判断しましょう。
なお、医療・健康・法律など専門性の高い分野では、情報の正確さが特に重視されます。判断に迷う内容は、必ず専門家にご相談のうえで発信するようにしてください。
よくある質問(FAQ)
順位が下がっていなければ、特に対策しなくても大丈夫ですか?
順位が維持できているのは良いことですが、それだけで安心はできません。順位はそのままでもクリックされなければアクセスは増えないため、表示回数とクリック数の両方を確認することをおすすめします。まずは現状を数字で把握することから始めましょう。
AIによる概要に必ず載る方法はありますか?
「必ず載る」という確実な方法はありません。AIによる概要は表示される検索語句や内容が頻繁に変わるため、特定の小細工で確実に載せることはできないのが実情です。独自の一次情報を厚くし、人に役立つ良質なページを積み重ねることが、結果的にいちばんの近道になります。
専門知識がなくても自分で状況を確認できますか?
はい、無料のサーチコンソールや順位チェックツールを使えば、専門家でなくても基本的な状況は把握できます。難しい設定をしなくても、表示回数・クリック数・平均順位の推移を眺めるだけで多くの気づきが得られます。まずは身近な数字を毎月見る習慣をつけてみてください。
AI検索の影響なのか、別の原因なのか、どう見分けますか?
まず、平均掲載順位が下がっていないかを確認します。順位も一緒に下がっていれば、コアアップデートやサイト側の変更など別の原因が考えられます。
順位はほぼ同じで表示回数も減っていないのに、クリック率だけが落ちている場合は、AIによる概要などの影響を疑う順番になります。あわせて、Googleの検索ステータス ダッシュボードで大きな更新の日付と重なっていないかも見ておくと、切り分けの精度が上がります。
関連記事






まとめ|順位だけでなく「クリックされているか」を見る時代へ
2026年1〜4月の米国では、Google検索の68%がクリックなしで終わっていました。AIによる概要の広がりで、「検索順位が高い」ことと「実際に訪問してもらえる」ことは、以前ほどイコールではなくなっています。順位は維持できていても、クリックされなければアクセスは増えない。これが、順位そのままでアクセスだけ減る現象の正体です。
やるべきことはシンプルです。まずサーチコンソールや順位ツールで現状を数字で把握し、一次情報や独自の視点でページの中身を厚くする。そのうえで指名検索を育て、流入経路を分散しておく。流行りの小細工に頼らず、人に役立つ誠実なページを積み重ねる——土台は今までのSEOと変わりません。
その第一歩は、自社サイトが今どの検索語句で何位にいて、クリックがどう動いているかを知ることです。AccessScopeは、サーバー側が毎日自動で検索順位を記録するクラウド型のツールで、10キーワードまで無料、クレジットカードの登録も不要です。無料登録して、今の順位を記録しておくところから始めてみてください。
この記事は、全日本SEO協会認定SEOコンサルタントであり、Web制作に10年以上、延べ1,000件以上のサイトに携わってきた三田健司が執筆しました。ゼロクリック検索の数値はSparkToroがSimilarwebのデータをもとに2026年6月8日に公表した調査、AIモードの利用者数はGoogle I/O 2026での発表、サーチコンソールの仕様はGoogle公式ドキュメントにもとづき、2026年8月16日時点で確認しています。調査は米国のデータであり、日本の傾向がそのまま同じとは限りません。

コメント