WordPressでホームページを作ったあと、SEOのためにどの設定を見直せばよいのか分からない。そんな経営者やホームページ担当者の方に向けて、最初に確認したい8つの設定と、SEOプラグインが必要かどうかの考え方を解説します。
結論から言うと、WordPressは初期状態でも、検索エンジンに読み取ってもらうための土台がおおむね整っています。やるべきことは、「検索に出さない設定が残っていないか」「URLを途中で変えないか」といった、あとから取り返しのつきにくい設定を、公開前に一度だけ確認することです。
私は全日本SEO協会認定SEOコンサルタントとして、Web制作10年以上・延べ1,000件以上のサイトに関わってきました。制作の現場では、凝った対策よりも、公開前の設定の見落としのほうが、検索に出ない原因になっていることが少なくありません。
記事執筆者:認定SEOコンサルタント 三田健司
結論|WordPressのSEO設定は「入口の4つ」と「運用の4つ」で足りる

特別な裏ワザはいらない、とGoogleも説明している
Googleの検索セントラルにある「検索エンジン最適化(SEO)スターターガイド」では、SEOのために特別なツールやプラグインが必要だとは書かれていません。同じガイドは、サイトを公開すれば、Googleがウェブをたどる中で見つけてくれることが多いとも説明しています。
また、CMS(WordPressのようなサイト作成の仕組み)については、入力したタイトルを自動で<title>に変換してくれることが多く、サイトマップを自動で作ってくれるものもある、と触れています。つまり、土台の部分は仕組みの側が担ってくれているのです。
そのため、WordPressでSEOを始めるときは、設定画面を片端から触る必要はありません。最初に見るべきなのは、「検索に出さない設定になっていないか」と「URLの付け方」という、あとから直しにくい部分です。
この記事で扱う8つの設定と、見る順番
8つの設定を、「公開前に確認する入口の4つ」と「公開後も気にかけたい運用の4つ」に分けて整理します。
| 区分 | 設定 | 管理画面の場所(目安) | 見直しのタイミング |
|---|---|---|---|
| 入口 | ① 検索エンジンへの公開設定 | 設定 → 表示設定 | 公開前・リニューアル時 |
| 入口 | ② パーマリンク(URLの形) | 設定 → パーマリンク | サイト作成の最初だけ |
| 入口 | ③ サイトのタイトルとキャッチフレーズ | 設定 → 一般 | 公開前・事業内容の変更時 |
| 入口 | ④ HTTPS(常時SSL)のアドレス | 設定 → 一般 | 公開前・移転時 |
| 運用 | ⑤ XMLサイトマップ | プラグインまたはWordPress標準 | 公開前・プラグイン追加時 |
| 運用 | ⑥ 一覧ページ(カテゴリー・タグ・トップ)の整理 | 投稿 → カテゴリー/設定 → 表示設定 | 記事が増えたとき |
| 運用 | ⑦ 画像の代替テキスト | メディア/投稿の画像設定 | 記事を書くたび |
| 運用 | ⑧ テーマ・プラグインの更新と整理 | ダッシュボード → 更新 | 月1回 |
画面の名前は、お使いのWordPressのバージョンや、テーマ・プラグインによって少し違うことがあります。見つからないときは、管理画面の検索や、設定メニューの中を順に開いて探してみてください。
なお、WordPress公式のドキュメントによると、WordPress 7.0は2026年5月20日に公開されています。この記事の設定項目は、メジャーバージョンが変わっても基本は同じですが、画面の細部は更新で変わることがあるため、迷ったときは公式ドキュメントも見ておくと安心です。
設定だけでは順位は上がらない、という前提を持つ
ここで一つ、大事な前提があります。この記事の設定は、検索エンジンにページを正しく読み取ってもらうための準備であり、これだけで順位が上がるわけではありません。
順位を左右するのは、あくまで中身のページです。設定は「足を引っ張らないための点検」と考え、点検が済んだら記事の内容づくりに時間を使いましょう。
入口の4つ|公開前に必ず確認する設定

① 「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」のチェックを外す
一番多い見落としが、この設定です。WordPressの「設定」→「表示設定」にある「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェックが入っていると、検索エンジンに「載せないでください」とお願いする状態になります。
制作中のサイトを検索に出さないための機能なので、公開前にチェックを外し忘れても、見た目にはまったく分かりません。しかも、記事を書いても、サイトの表示に変化がないため、気づきにくいのです。
WordPress公式のドキュメントによると、この設定を入れると、WordPress 5.3以降は、ページの<head>内にnoindex,nofollowというメタタグが出力されます。5.2までは、robots.txtでDisallow: /を返す仕組みでした。
同じドキュメントは、これは検索エンジンへの「お願い」であって、アクセスを遮断するものではない、とも説明しています。そのため、チェックを入れた状態でも、サイトは誰でも見られますが、検索結果には出にくくなります。
公開日に、この設定を必ず確認する習慣をつけてください。確認方法は簡単で、「設定」→「表示設定」を開き、チェックが外れていることを見るだけです。
確認を一段階だけ増やすなら、サイトのトップページを開いて、右クリックから「ページのソースを表示」を選び、「noindex」で検索してみましょう。見つからなければ問題ありません。
このタグと、robots.txtの使い分けについては、次の記事で整理しています。

② パーマリンクは「投稿名」など読める形にして、最初に決める
パーマリンクとは、記事ごとのURLの形のことです。WordPress公式のドキュメントでは、「基本」の形(?p=123のように数字だけになる)や、「日付と投稿名」「月と投稿名」「数字ベース」「投稿名」などが紹介されています。
Googleのスターターガイドは、URLに、利用者にとって意味のある単語を含めることを勧めています。そのため、記事の内容が分かる英単語を入れられる「投稿名」を選ぶのが、扱いやすい選択です。
ただし、この設定には注意があります。WordPress公式のドキュメントには、パーマリンクは「永続的で、変更されるべきではない」と書かれています。
すでに公開している記事のURLを変えると、検索結果やほかのサイトからのリンクが、そのままでは行き止まりになってしまいます。パーマリンクは、記事を1本も公開していない最初の段階で決めるのが基本です。
やむを得ず変える場合は、旧URLから新URLへの301リダイレクトを設定します。手順と注意点は、次の記事に書いています。

また、変更を保存しても反映されないときは、「設定」→「パーマリンク」の画面で、もう一度「変更を保存」を押してみてください。同ドキュメントによると、この画面を開くと、URLの書き換えルールが更新される仕組みです。
サーバーのファイルに書き込む権限がないときは、画面に表示された設定を、.htaccessに手作業で貼り付ける必要があります。ここは制作会社やサーバー会社に確認してもらうと、確実です。
③ サイトのタイトルとキャッチフレーズを、事業内容が伝わる形にする
「設定」→「一般」にある「サイトのタイトル」と「キャッチフレーズ」は、多くのテーマで、ページのタイトルタグ(検索結果に表示される見出し)に使われます。初期値の「Just another WordPress site」のまま公開してしまうと、検索結果にそのまま表示されることがあります。
Googleのスターターガイドは、タイトルについて、ページごとに固有で、簡潔で、内容を正確に表すものがよいと説明しています。また、事業者名や、地域のような役立つ情報を入れてもよいとも書いています。
たとえば、地域で営業している店舗なら、サイトのタイトルは「店名」、キャッチフレーズは「地域名+業種や提供内容」といった形にすると、事業内容が一目で伝わります。
キャッチフレーズは、SEOのために、キーワードを詰め込む場所ではありません。実際に、お客様がその店や会社を探すときに目にして、納得できる言葉にしておけば十分です。
個別の記事やページのタイトルの付け方は、別の記事(クリックされるタイトルタグの付け方)で詳しく解説しています。ここでは、サイト全体のタイトルを、公開前に一度見直す点だけを押さえてください。
④ WordPressアドレスとサイトアドレスを「https」にそろえる
「設定」→「一般」には、「WordPressアドレス(URL)」と「サイトアドレス(URL)」という項目もあります。サーバー側でSSL(https)の設定が済んでいるのに、ここが「http」のままだと、ページによっては、httpとhttpsの両方のURLで表示されてしまうことがあります。
両方をhttpsで始まるアドレスにそろえておくと、サイト内で作られるリンクも、httpsを基準に出力されます。常時SSLの考え方や、ブラウザの警告への対策は、別の記事(常時SSLはSEOに必要か)で解説しています。
なお、ここを変更するときは、設定を間違えると、管理画面に入れなくなることがあります。変更前にバックアップを取り、できれば制作会社やサーバー会社に確認してから進めてください。
運用の4つ|公開後も気にかけたい設定

⑤ XMLサイトマップは、1種類だけを出力する
XMLサイトマップは、サイト内のページの一覧を、検索エンジンに伝えるためのファイルです。WordPressは、バージョン5.5から、/wp-sitemap.xmlというサイトマップを標準で出力する仕組みを備えています。
WordPressの開発ブログ(Make WordPress Core)によると、このサイトマップには、公開されている投稿タイプ(投稿・固定ページなど)、公開されている分類(カテゴリーなど)、投稿者アーカイブ、ホームページが含まれます。1つのサイトマップに入るのは、初期設定で最大2,000件です。
同じ記事によると、robots.txtにもこのサイトマップへの案内が書かれ、「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」設定を入れているときは、サイトマップも無効になります。つまり、①の設定とは連動しているのです。
一方で、SEOプラグインや、サイトマップ専用のプラグインを入れると、別のサイトマップが出力されることがあります。サイトマップは「標準」か「プラグイン」のどちらか1種類にそろえ、二重に出力しないようにしましょう。
Googleのスターターガイドも、サイトマップは必須ではなく、CMSが自動で作ってくれる場合もある、という位置づけです。作り方と送信方法の詳細は、次の記事にまとめています。

⑥ カテゴリー・タグ・トップページの見せ方を整理する
WordPressは、記事を書くたびに、カテゴリー、タグ、月別、投稿者別といった一覧ページを自動で作ります。記事が少ないうちは気になりませんが、記事が増えると、中身の薄い一覧ページがたくさんできてしまうことがあります。
まずは、カテゴリーを「記事の置き場所」として、大きな分類で数個に絞りましょう。タグは、同じタグが付く記事が1〜2本しかないものを、増やし続けないことが大切です。
トップページの見せ方は、「設定」→「表示設定」の「ホームページの表示」で決めます。WordPress公式のドキュメントによると、「最新の投稿」を表示する形と、「固定ページ」を選ぶ形があり、固定ページを選ぶときは、ホームページ用と投稿一覧用の固定ページを別々にする必要があります。
事業の紹介を中心に伝えたい会社は、トップページに固定ページを指定して、自社の強みやサービスへの案内を載せるのがおすすめです。また、同じ画面にある「1ページに表示する最大投稿数」で、一覧の長さも調整できます。
URLの階層やパンくずリストの整え方は、別の記事で解説しています。ここでは、一覧ページを増やしすぎないという点だけ、押さえておきましょう。
⑦ 画像には「代替テキスト」を入れる
記事に画像を入れるときは、メディアの設定にある「代替テキスト(alt)」に、画像の内容を短く書いておきます。Googleのスターターガイドは、CMSが画像の説明を簡単に追加できる仕組みを備えている場合があると触れています。
WordPressでは、画像を選んだときの右側の設定欄に、代替テキストの入力欄があります。「写真」や「画像1」のような言葉ではなく、「事務所の入口で受付をする様子」のように、画像の内容が分かる文にしましょう。
ファイル名や画像の容量、圧縮の考え方は、別の記事(画像SEOのやり方)にまとめています。
⑧ テーマ・プラグインを更新し、使わないものは整理する
WordPressの本体、テーマ、プラグインは、定期的に更新が公開されます。古いまま放置すると、表示が崩れたり、セキュリティ上の問題が起きたりして、検索以前にサイトが使えなくなることがあります。
月に1回は、ダッシュボードの「更新」を開き、更新が出ていないかを確認しましょう。使っていないプラグインは、停止するだけでなく、削除しておくと、管理の手間も減ります。
更新の前には、バックアップを取っておきます。更新後にサイトの表示が変わっていないか、トップページと主要なページを数本、見て確かめておくと安心です。
SEOプラグインは必要か?入れる場合の選び方と注意点

プラグインがなくてもできること、あると楽になること
WordPressでSEOを始めるとき、「SEOプラグインを入れないといけない」と思われがちです。しかし、先ほどのとおり、タイトルタグの出力やサイトマップは、WordPress本体にも備わっています。
プラグインは、これらの設定を、画面からまとめて管理できるようにする道具です。必須ではありませんが、使うと便利な場面はあります。
| やりたいこと | WordPress標準 | SEOプラグインがあると |
|---|---|---|
| タイトルの出力 | テーマが対応していれば、サイトのタイトルや記事タイトルが出力される | ページごとにタイトルの形式を細かく指定しやすい |
| メタディスクリプション | 標準では入力欄がない | 記事ごとの入力欄が使える |
| 特定のページを検索に出さない | サイト全体の設定のみ | ページごとに、noindexを切り替えられる |
| XMLサイトマップ | /wp-sitemap.xmlを標準で出力 | 除外するページの指定など、細かく調整できる |
| パンくずリスト・構造化データ | テーマやブロックに依存 | 画面から設定できるものがある |
メタディスクリプションについて、Googleは、スニペット(検索結果の説明文)にメタディスクリプションを使うのは、ページの内容よりも利用者に正確な説明になると判断したときだけだと説明しています。つまり、書いたとおりに表示されるとは限りません。
とはいえ、一般的に、内容を端的に示す文章を用意しておくことには意味があります。書き方は、別の記事(メタディスクリプションの書き方)にまとめています。
最初に確認したいのは、「いま使っているテーマ」の機能
日本語のWordPressテーマには、SEOの設定機能を最初から備えているものがあります。当サイトもSWELLというテーマを使っており、タイトルの出力や、ページごとのnoindexの切り替えなど、基本的な項目はテーマの側で設定できます。
そのため、いま使っているテーマの設定画面を見て、足りない機能だけをプラグインで補うのが、無駄のない進め方です。同じ機能を持つものを、テーマとプラグインの両方で有効にしないことが、いちばんの注意点です。
プラグインを入れるときの3つのルール
SEOプラグインを入れる場合は、次の3つを守ってください。1つ目は、同じ種類のSEOプラグインを、複数入れないことです。
2つ目は、タイトルやサイトマップなど、テーマや別のプラグインと重なる機能を、片方だけ有効にすることです。重なっていると、タイトルタグが二重に出力されたり、サイトマップが2種類できたりします。
3つ目は、入れたあとに、実際のページのソースを確認することです。<title>が1つだけか、noindexが意図しないページに出ていないかを見ておきましょう。
また、既存のサイトに途中からプラグインを入れる場合は、すでに入力されているタイトルや説明文が、上書きされないかも確認してください。多くのページを一度に変えてしまうと、検索結果の見え方が一斉に変わり、原因の切り分けが難しくなります。
ページごとの「検索に出さない」設定は、使い分けに注意する
お礼ページ、会員ページ、テスト用のページなどは、検索に出す必要がありません。その場合は、ページごとのnoindexを使いますが、robots.txtでクロールを止めると、noindexがGoogleに読み取られなくなることがあります。
この2つの違いと、正しい使い分けは、先ほど紹介した記事(robots.txtとnoindexの違い)で詳しく解説しています。重要なページに、誤ってnoindexを付けていないかは、必ず見直してください。
設定後の確認|サーチコンソールで3つのことを確かめる

確認1:サイトマップを送信して、「成功しました」を確認する
設定を整えたら、Googleサーチコンソールで確認します。「サイトマップ」の画面から、サイトマップのURLを送信し、ステータスが「成功しました」になっているかを見ます。
サイトマップの送信は、Googleに、ページの存在を伝えるヒントになります。ただし、送れば必ずインデックスされるわけではない点は、覚えておいてください。
確認2:URL検査で、主要ページが「登録されている」かを見る
サーチコンソールの「URL検査」にページのURLを入れると、そのページがGoogleに登録されているかが分かります。トップページ、サービスの紹介ページ、新しく書いた記事など、主要なページを数本、見ておきましょう。
登録されていないときは、画面に理由が表示されます。使い方と注意点は、次の記事で解説しています。

確認3:数週間後に、インデックスの数が増えているかを見る
公開直後は、登録に数日から数週間かかることもあります。そのため、設定した当日に結果を求めず、数週間後に、サーチコンソールの「ページのインデックス登録」で、登録済みのページ数が増えているかを確認しましょう。
増えていないときは、noindexの設定、robots.txt、サイトマップの送信先、インデックスされない原因を順に切り分けます。切り分けの手順は、先ほど紹介した記事(インデックスされない原因)にまとめています。
最後に、公開前チェックリストとして1枚にまとめる
ここまでの内容を、公開前と公開後に分けた点検表にまとめます。紙やスプレッドシートに写して、使ってください。
| 確認する項目 | 確認のしかた | OK |
|---|---|---|
| 検索エンジンへの公開設定 | 表示設定のチェックが外れている。ソースにnoindexがない | □ |
| パーマリンク | 投稿名など読める形になっている。記事公開後に変えていない | □ |
| サイトのタイトル・キャッチフレーズ | 初期値のままになっていない | □ |
| WordPressアドレス・サイトアドレス | どちらもhttpsで始まっている | □ |
| XMLサイトマップ | 1種類だけが出力されている。サーチコンソールで成功している | □ |
| カテゴリー・タグ | 数が増えすぎていない。中身の薄い一覧がない | □ |
| 画像の代替テキスト | 主要な画像に、内容が分かる文を入れている | □ |
| テーマ・プラグインの更新 | 更新を確認し、使わないものを削除している | □ |
よくある失敗と、見つけたときの対処

失敗1:リニューアル後に、検索に出なくなった
制作会社が、テスト用の環境でサイトを作り、本番に移すときに、「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」のチェックを外し忘れる。制作の現場で、特に多いパターンです。
公開から数日たっても、サーチコンソールに登録が出ない、検索してもまったく表示されない、といった場合は、まず表示設定のチェックと、ページソースのnoindexを見ましょう。チェックを外せば、通常は、時間をかけて回復していきます。
リニューアルで順位が落ちる原因と回避の手順は、別記事で解説しています。設定の確認とあわせて、役立ててください。
失敗2:パーマリンクを変えて、404エラーが増えた
後から「もっと分かりやすいURLにしよう」と思い立って、パーマリンクの形式を変えると、公開済みの記事のURLが、すべて変わってしまいます。変更前のURLに来た人は、ページが見つからないという表示になります。
そのため、変えたくなったときは、先に影響を調べて、301リダイレクトの準備ができてから実行してください。準備ができない場合は、変更しない選択肢もあります。
失敗3:タイトルや説明文が、二重に出力される
テーマのSEO機能と、SEOプラグインの両方が有効になっていると、<title>や、サイトマップが二重に出力されることがあります。ページのソースで<title>を検索し、複数ヒットしたら、片方を無効にしましょう。
失敗4:コメント欄から、迷惑なリンクが増える
Googleのスターターガイドは、コメントや掲示板の機能を持つCMSでは、利用者が投稿したリンクに、nofollowなどの属性を自動で付けるのが望ましい、と説明しています。コメントを受け付けるなら、スパム対策の設定と、承認制の運用も、あわせて行いましょう。
コメント機能を使わない事業者サイトなら、「設定」→「ディスカッション」で、新しい投稿へのコメントを受け付けない設定にしておくと、手間が減ります。
設定の確認を、定期的な点検として続ける
設定は、一度整えたら終わりではなく、テーマの変更やプラグインの追加のたびに、意図せず変わることがあります。そのため、月に1回の更新作業のついでに、この記事の点検表を見直す習慣をつけておくと、見落としを減らせます。
点検とあわせて、検索順位の動きも記録しておきましょう。設定を変えたあとに順位が動いたとき、「いつ何を変えたか」と並べて見られるからです。
順位の記録は、AccessScopeの無料プランなら、サイトのURLを入れるだけで自動で残せます。
よくある質問
SEOプラグインは、必ず入れたほうがよいですか?
必須ではありません。Googleのスターターガイドも、SEOに特別なツールやプラグインが必要とは述べていません。
ただし、ページごとにタイトルやメタディスクリプション、noindexを細かく管理したいときは、便利です。その場合は、いま使っているテーマの機能と重ならないか、確認してから導入しましょう。
「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェックを入れ続けると、どうなりますか?
WordPress公式のドキュメントによると、noindexを示すタグが出力され、検索エンジンに「載せないでください」とお願いする状態になります。そのため、公開しているサイトでチェックを入れたままにすると、検索に出にくくなります。
制作中・テスト中のサイトでは入れておき、公開の直前に外す、という運用が基本です。
パーマリンクを、あとから変えても大丈夫ですか?
おすすめしません。WordPress公式のドキュメントでも、パーマリンクは永続的であるべきだと説明されています。
どうしても変える場合は、旧URLから新URLへ301リダイレクトを設定し、サーチコンソールでエラーが出ていないかを確かめながら進めてください。
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まとめ|公開前の設定確認と、月1回の点検でWordPressのSEOは足りる
WordPressのSEO設定は、特別な裏ワザではなく、あとから直しにくい設定を、公開前に確認することが中心です。入口の4つは、検索エンジンへの公開設定、パーマリンク、サイトのタイトルとキャッチフレーズ、HTTPSのアドレスです。
運用の4つは、XMLサイトマップ、カテゴリー・タグなどの一覧ページ、画像の代替テキスト、テーマ・プラグインの更新です。SEOプラグインは必須ではなく、いまのテーマの機能と重ならない範囲で、必要な機能だけを補う使い方が無駄がありません。
設定を整えたら、サーチコンソールで、サイトマップの送信、URL検査、インデックス登録数の3つを確認します。設定は一度で終わりではないので、月1回の更新作業のついでに、点検表を見直してください。
まずは今日、「設定」→「表示設定」を開いて、検索エンジンへの公開設定のチェックが外れているかを、確認してみてください。
設定を整えたあとの検索順位は、AccessScopeの無料プランで記録しておけます。サイトのURLを入れるだけで、10キーワードまで順位を自動で記録でき、クレジットカードの登録は不要です。

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