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飲食店の集客SEO・MEO|Googleマップで選ばれる店になる

飲食店の店舗と地図のピンを描いたアイソメトリックイラスト

「食べログやホットペッパーの掲載料が毎月重い」「新しく店を出したのに、Googleマップで自分の店がなかなか出てこない」。飲食店のオーナーから、こうしたご相談をいただくことが増えました。

グルメサイトは今も強い集客チャネルですが、そこだけに頼る状態は、手数料の改定やサイト側の仕様変更に丸ごと影響を受けます。一方で、Googleマップと検索から直接来店してもらう導線は、自分の手で育てられる資産になります。

この記事では、飲食店がグルメサイトに頼りきらずに集客するための、SEO(検索エンジン最適化)とMEO(Googleマップ対策)の進め方を整理します。専門業者に頼まなくても、店主やスタッフの手で今日から動かせる範囲に絞って書きました。

記事執筆者:認定SEOコンサルタント 三田健司

目次

飲食店の集客は「Googleマップの中」で決まりはじめている

店舗の上にスマートフォンの地図が開き複数のピンが立つアイソメトリックイラスト

お客様は「店名」ではなく「エリア+料理」で探している

飲食店を探す人の多くは、店名を知りません。「宇都宮 焼肉 個室」「下野市 ランチ 子連れ」のように、行きたいエリアと、その日の目的を組み合わせて検索します。

この検索でスマートフォンに最初に出てくるのは、地図と店舗の一覧です。つまり自社サイトの順位より先に、Googleビジネスプロフィールの見え方で勝負が決まっている場面が非常に多いということです。

ここを整えないまま、ホームページのデザインだけを新しくしても、来店にはつながりにくい傾向があります。飲食店の場合、優先順位は「ビジネスプロフィール」が先、「ホームページ」が後になります。

2026年8月、Googleマップの「Ask Maps」が日本でも使えるようになった

Googleは2026年8月6日、Googleマップに搭載したAI機能「Ask Maps」を、日本、オーストラリア、ブラジル、カナダ、インドネシア、メキシコで提供開始したと公式ブログで発表しました。あわせて、英語での提供は150以上の国と地域に広がっています。

Ask Mapsは、Geminiの技術を使って会話形式でお店を探せる機能です。「会話ができるくらい静かで、雰囲気のいいレストラン」といった、これまで検索窓には入れにくかった曖昧な条件でも店を提案してくれます。

なお、料理の注文やホテル予約をAIが代行する機能については、Googleは米国から順次提供し、他の国には順を追って広げると説明しています。日本で今日からすべてが使えるわけではない点は、正確に押さえておいてください。

飲食店にとって重要なのは、AIが答えを組み立てるときの材料が、結局はビジネスプロフィールの情報とクチコミ、そして自社サイトだという点です。情報が空欄だらけの店は、AIからも紹介しづらくなります。

土台になる3つの要素は変わっていない

Googleはヘルプページで、ローカル検索結果の掲載順位が主に「関連性」「距離」「知名度」の3つで決まると説明しています。AI機能が増えても、この説明自体は変わっていません。

関連性は、検索された言葉とプロフィールの情報が合っているかどうか。距離は、検索している人と店との物理的な距離です。知名度は、ウェブ上でどれだけ知られているかで、Googleはクチコミの数と評価も影響すると明記しています。

距離は動かせません。ですから、店側が手を入れられるのは「関連性」と「知名度」の2つに絞られます。この記事の内容も、その2つを高める作業がほとんどです。

グルメサイト頼みが危ういのは「主導権がない」から

グルメサイトは、掲載を始めた直後の集客力が強い反面、掲載順位もプラン内容もサイト側の判断で変わります。同じ費用を払い続けても、去年と同じ露出が保証されるわけではありません。

筆者がおすすめしているのは、グルメサイトをやめることではなく、比率を少しずつ変えていくことです。まずGoogleマップと自社サイトからの来店を月に数件でも作り、その手応えを見てから掲載プランを見直す。この順番のほうが、店の収支を傷めずに済みます。

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Googleビジネスプロフィールの整え方(飲食店版)

検索窓と虫めがね・地図のピンでビジネスプロフィールの整備を表したアイソメトリックイラスト

まずオーナー確認を済ませる

Googleは、オーナー確認を行うことで検索結果に情報が表示される可能性が高くなると説明しています。確認が済んでいないと、そもそも編集ができません。

開業前から誰かが勝手に登録していた、前のオーナーのアカウントに紐づいたままになっている、というケースは飲食店で本当によく起こります。まず自店のプロフィールを検索し、管理権限が自分にあるかを確かめてください。

カテゴリは「実態にいちばん近いもの」を主カテゴリに

主カテゴリは、関連性に効く重要な項目です。「レストラン」のような広いカテゴリではなく、「ラーメン店」「焼肉店」「イタリア料理店」のように、実態にいちばん近いものを選びます。

サブカテゴリには、実際に提供している業態を追加します。夜は居酒屋として営業しているなら「居酒屋」、テイクアウトを常時やっているなら「持ち帰り」といった具合です。

ただし、やっていない業態を並べるのは逆効果です。実態と違うカテゴリは、期待外れの来店と低評価のクチコミを呼び込みます。

営業時間・特別営業時間・ラストオーダーを正確に

Googleはヘルプで、営業時間と特別営業時間の入力を挙げています。飲食店で最も評価を落としやすいのが、この営業時間の食い違いです。

年末年始、お盆、臨時休業。行ってみたら閉まっていたという体験は、そのまま星1つのクチコミになります。特別営業時間は、決まった時点でその都度入れる習慣にしてください。

ラストオーダーの時刻も、営業時間の説明欄や投稿で必ず補足します。閉店30分前に入店できると思って来店され、断られる。これも低評価につながりやすい場面です。

属性(駐車場・個室・支払い方法)を埋める

Googleは、駐車場やWi-Fiの利用可否といった詳細情報を提供するよう案内しています。飲食店では、この属性が来店の決め手になることが少なくありません。

駐車場の有無と台数、個室・座敷の有無、ベビーカーで入れるか、キャッシュレス決済に対応しているか。地方の店ほど、駐車場の情報が来店可否を左右します。

属性は「関連性」を高める材料そのものです。「個室 ランチ」で探している人に見つけてもらうには、まず個室があるとプロフィールに書いてあることが前提になります。

メニューは写真やPDFからでも登録できる

飲食ビジネスのプロフィールには、メニューを一覧で掲載する機能があります。前菜・メイン・デザートのようにセクションで分け、説明と価格を入れて登録できます。

Googleは、手元のメニューを撮影した写真やPDFをアップロードすると、AIがセクション名・料理名・説明・価格を読み取ってメニューを作る機能も提供しています。ヘルプでは試験運用版と案内されており、生成後は必ず内容を確認して公開する流れです。

なお、この機能を使うにはGoogleの生成AIに関する追加利用規約への同意が必要だと、ヘルプに書かれています。

また、変更がGoogleマップや検索の表示に反映されるまでには24〜48時間程度かかることがあるとヘルプに明記されています。直したのにすぐ変わらなくても、慌てて何度も操作しないでください。

写真は「料理・店内・外観」の3種類をそろえる

Googleは、写真や動画で商品やビジネスのストーリーを伝えられると案内しています。飲食店では、料理の写真だけでなく、店内の様子と外観が同じくらい大事です。

店内の写真は「入りやすいかどうか」の判断材料になり、外観の写真は「迷わずたどり着けるか」の材料になります。とくに看板が小さい店や2階以上の店では、外観写真の有無が来店率に直結します。

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店名・住所・電話番号の表記をそろえる

ビジネスプロフィール、自社サイト、グルメサイト、SNS。同じ店の情報が、少しずつ違う表記で散らばっていることがよくあります。

ビル名の有無、番地のハイフン、電話番号の区切り方。細かい違いですが、そろえておくほうが情報として扱いやすくなります。移転や電話番号の変更があったときは、掲載場所を一覧にして順番に直してください。

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クチコミを増やす・返すときのルール

ノートパソコンと吹き出しでクチコミへの返信を表したアイソメトリックイラスト

Googleが明確に禁止していること

Googleのポリシーは、クチコミの投稿と引き換えに金銭的報酬・割引・無料の商品やサービスなどのインセンティブを提供する行為を禁止しています。「クチコミを書いてくれたらドリンク1杯サービス」は、この禁止事項にそのまま当てはまります。

否定的なクチコミの修正や削除と引き換えにインセンティブを渡すことも、同じく禁止されています。違反したクチコミは削除の対象になり、店側の信用も失います。

加えて、良い評価だけを選んで集める行為や、否定的なクチコミの投稿を妨げる行為も禁止と明記されています。「良い印象を持ってくれた人にだけ声をかける」という運用も、線を越えやすいので注意してください。

では、何をしていいのか

Googleは、インセンティブを提供せず、評価やクチコミの内容に影響を与えようとしなければ、実体験に基づく投稿を募ったり促したりすることは認められると書いています。つまり「よろしければ感想をお寄せください」と伝えること自体は問題ありません。

会計時のひと言、レシートやショップカードへのQRコードの印刷、テーブルの卓上POP。この3つが、飲食店で最も無理なく続く方法です。

ただし、その場で書くよう要求したり強要したりする行為、特定の内容を含めるよう依頼する行為は禁止されています。スタッフに一定数のクチコミを集めるよう求めることも、ポリシー上できません。

返信は全部に、短くていい

Googleは、クチコミに返信することでフィードバックを重視している姿勢を示せると案内しています。長い文章は必要ありません。

大事なのは、書かれた内容に触れて返すことです。「ご来店ありがとうございました」だけのコピー返信が並ぶより、「日替わりの煮付けをお選びいただきありがとうございました」の一文のほうが、読んでいる人に伝わります。

低評価がついたときの考え方

低い評価がついたとき、店側が見られているのは点数ではなく返信です。感情的に反論すると、その返信自体が新しい来店客への印象を決めてしまいます。

事実誤認があれば穏やかに訂正し、至らなかった点は認めて改善したことを書く。この形が、結果的にいちばん信用されます。

なお、ポリシー違反にあたるクチコミ(実体験に基づかない投稿、宣伝や勧誘、無関係な内容など)は報告できます。ただし削除されるかどうかはGoogleの判断であり、確実に消せると考えないほうが安全です。

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予約・注文までの導線をつくる

店舗へ続く道と地図のピンで予約・来店の導線を表したアイソメトリックイラスト

プロフィールに予約リンク・メニューリンクを置く

ビジネスプロフィールには、メニューのある場所へのリンクを設定する項目があります。プロフィールを編集する画面の「連絡先」から、メニューリンクとしてURLを登録できます。

予約についても、対応する予約サービスと連携していればプロフィールから予約に進めるようになります。見つけてもらった直後に予約できるかどうかで、取りこぼしの量が変わります。

自社サイトに「予約ページ」を1枚持つ

グルメサイトの予約フォームだけに頼っていると、送客手数料が1件ごとにかかります。自社サイトに簡単な予約フォームを1枚用意しておくだけで、その分が店に残ります。

凝ったシステムは必要ありません。日時・人数・お名前・連絡先・要望欄があれば、最初は十分に回ります。

電話しか受けていない店がまず変えること

電話予約のみという店は、営業時間外の予約をすべて逃しています。仕事終わりの21時に「明日の夜どこにしよう」と探している人が、いちばん来てほしいお客様であることは少なくありません。

まずは、フォームからの予約を受け付けて、翌営業日に確定の返信を送る形からで構いません。24時間受け取れる窓口があること自体に価値があります。

予約ページまでの「途中の離脱」を見つける

予約リンクを置いたのに予約が増えない場合、原因はリンクの有無ではなく、その手前にあることがほとんどです。スマートフォンで開いたときにボタンが小さい、営業時間が探しにくい、電話番号がタップできない、といった細かい部分です。

自分のスマートフォンで、お客様と同じ順路をたどってみてください。検索して、マップを開いて、サイトへ行き、予約ボタンを押すまで。途中で一度でも迷ったら、そこが離脱の起きている場所です。

紙のメモに「押しにくかった」「情報が見つからなかった」と書き出すだけで、直すべき箇所は3つくらいに絞れます。

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飲食店のホームページに書くべきこと

チェックリストと電話・メール・地図ピンのアイコンでサイトに書くべき情報を表したアイソメトリックイラスト

トップページに「何の店か」を1行で置く

大きな写真だけが並び、スクロールしないと業態が分からないサイトをよく見かけます。飲食店のサイトは、開いて2秒で「どこの、何の店か」が分かることが最優先です。

「下野市の炭火焼鳥店。個室あり・駐車場20台」。この程度の一文がトップにあるだけで、離脱を抑えやすくなります。

メニューと価格は画像だけにしない

メニュー表を写真1枚で貼っているサイトは非常に多いのですが、画像の中の文字は検索の対象になりにくく、スマートフォンでは拡大しないと読めません。

手間はかかりますが、主要なメニューと価格はテキストで書いてください。「店名+メニュー名」で探している人に届くかどうかが変わります。

アクセス・駐車場・席数は固定のページに

「駐車場はどこですか」「何名まで入れますか」。電話で毎回聞かれることは、そのままページに書いておくべき情報です。

最寄り駅からの徒歩分数、駐車場の場所と台数、カウンター席・テーブル席・座敷の数、貸し切りの可否。ここを埋めておくと、電話対応の時間も減ります。

「地域名+料理ジャンル」を無理なく入れる

狙う言葉は、店の実態から素直に決めます。「小山市 イタリアン ランチ」「宇都宮 個室 焼肉」のように、地域名と料理ジャンル、そして目的の3語の組み合わせが基本形です。

ただし、同じ言葉を不自然に繰り返すのは逆効果です。トップページ、店舗案内、メニューページに1回ずつ自然に登場していれば十分だと考えてください。

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ブログを書くなら「季節メニュー」と「使われ方」から

飲食店のブログで続きやすいのは、季節のメニューと仕入れの話です。「今週の鮮魚は◯◯港から」といった内容は、店の日常そのものなので無理なく書けます。

もう一つ強いのが、店の「使われ方」から逆算した記事です。歓送迎会、法事の後の会食、子連れランチ、接待。それぞれに向けた案内ページを作ると、その目的で探している人にまっすぐ届きます。

ビジネスプロフィールの「最新情報」投稿とは役割を分けます。投稿は今週のお知らせ、サイトの記事は残しておきたい案内、という使い分けが分かりやすいでしょう。

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店名で検索されている回数は、別枠で数える

チラシを配った、SNSで話題になった、テレビで紹介された。こうした出来事のあとは、店名そのもので検索する人が増えます。これは一般的なキーワードとは性質がまったく違います。

店名での検索が増えているなら、それは認知が広がっているということです。一方で「地域名+料理ジャンル」の順位が上がっているなら、新しいお客様に見つけてもらえているということです。

この2つを同じ表で管理すると、どちらの手が効いたのか分からなくなります。順位の記録も、店名と一般語で分けておくと読み取りやすくなります。

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AI検索の時代に飲食店が備えること

AIが店舗情報やクチコミを照合して回答を組み立てる様子を表したアイソメトリックイラスト

2026年時点でGoogleが公式に示していること

Googleは2026年5月に公開した生成AI向けの案内で、AIのための特別なschema.orgマークアップは必要なく、AI向けに文章を書き直す必要もないと説明しています。従来のSEOの基本がそのまま有効だという立場です。

検索セントラルの公式ドキュメントにも、「AI による概要や AI モードにコンテンツが表示されるための追加の要件はなく、別途特別な最適化を行う必要もありません」と書かれています。

技術的な条件についても、ページがインデックスに登録されていること、Google検索でスニペットが表示されること、検索の技術的要件を満たしていることを挙げたうえで、「これ以外に追加の技術要件はありません」と明記されています。

ですから、飲食店が今日から特別な技術対応を迫られているわけではありません。やるべきことは、正確な情報をそろえて、公開しておくことに尽きます。

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AIが拾いやすいのは「条件が書いてある店」

Ask Mapsのような会話型の探し方では、「静かで話せる」「子連れでも大丈夫」「アレルギー対応がある」といった条件が質問に含まれます。

この条件に答えられるのは、プロフィールの属性やメニューの説明、自社サイトに書かれた情報です。個室があること、離乳食の持ち込みが可能なこと、アレルゲン表示があること。どこにも書かれていなければ、候補に入りにくくなります。

特別な小細工より、こうした「聞かれそうなこと」を先回りして書いておくほうが有効です。

「AI対策」をうたう高額な提案には慎重に

AI検索が話題になるにつれ、「AIに必ず載せます」といった営業も増えています。ここで特定の企業を批判する意図はありませんが、AIが何を引用するかを外部から確実に操作する方法は、現時点で公開されていません。

断定的な保証をうたう提案は、まず内容を書面で確認してください。何をどう改善するのかが説明できない相手には、月額を払い続けないほうが賢明です。

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成果の測り方|順位と来店をセットで見る

右肩上がりのグラフで来店と検索順位の成果測定を表したアイソメトリックイラスト

ビジネスプロフィールの「パフォーマンス」を見る

ビジネスプロフィールには、表示回数やサイトへのアクセス、ルート検索、通話といった数字を確認できるパフォーマンスの画面があります。まずはここを月に一度見る習慣をつけてください。

とくに飲食店で見ておきたいのが「ルート検索」と「通話」です。この2つは、来店の直前に起きる行動なので、実際の客数との相関がいちばん分かりやすい指標です。

検索順位は記録が残る形で追う

自分で検索して順位を数える方法は、いつでもできる反面、続きません。忙しい日が続けば記録は途切れ、後から「いつ下がったのか」が分からなくなります。

狙う言葉を10個ほど決めて、毎日自動で記録が残る形にしておくのが現実的です。順位そのものより、動いた時期が分かることに価値があります。

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AI検索での見え方も測れるようになった(2026年6月〜)

Googleは2026年6月3日、サーチコンソールに「生成AIパフォーマンス」のレポートを追加すると発表しました。AI機能の中で自社のページがどれだけ表示されたかを確認できます。

ただし指標は表示回数だけで、クリック数やCTR、検索語句、掲載順位は含まれていません。内訳として見られるのはページ・国・日付・デバイスの4つです。

公開当初は一部のサイトだけの提供でしたが、Search Console ヘルプによると2026年8月31日時点で全世界のすべてのサイトへ展開済みです。データの開始日は2026年5月18日で、それより前にさかのぼって見ることはできません。

【2026年6月】GA4とビジネスプロフィールをつないで、地図での動きをまとめて見る

2026年6月、Googleアナリティクス4(GA4)とGoogleビジネスプロフィールを連携できるようになりました。管理画面の「プロダクトリンク」から自店のプロフィールをひも付けるだけで設定できます。

連携すると、インタラクション・通話・予約・ルート検索・ウェブサイトのクリック・メッセージ・メニュー閲覧という7つの指標が、GA4のレポートに追加されます。地図での行動とサイト内での行動を、同じ画面で並べて見られるのが利点です。

ただし制限もあります。見られるのは直近6か月分で、複数の店舗を運用している場合は合算表示になり、店舗ごとに分けることはできません。探索レポートでも使えません。

それでも、「マップで見られた回数」と「サイトに来た人の行動」を突き合わせられるようになったのは大きな進歩です。まずは連携だけ済ませておくことをおすすめします。

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数字が動かない時期の見方

プロフィールを整えても、翌週に客数が倍になることはありません。飲食店の場合、体感として変化が見えはじめるのは、早くても1〜2か月後というのが実感です。

その間に見るべきは、来店数より「表示回数」と「ルート検索」です。この2つが先に動きはじめ、後から来店が付いてくる、という順番になることが多くあります。

【2026年8月】Google側の更新と、自店の変更を切り分ける

数字が急に動いたときは、自店で何かを変えたせいなのか、Google側の更新なのかを分けて考えます。2026年8月18日にはスパムアップデートの展開が始まり、8月21日に完了したとGoogleが公表しました。

2026年3月・6月に続く3回目のスパムアップデートで、新しい違反カテゴリが追加されたという発表はありませんでした。既存のスパムポリシーの検出精度を上げる更新です。

自店が正直な運用をしている限り、あわてる必要はありません。順位が動いた日と、Googleの発表日を突き合わせるだけで、原因の切り分けはかなり進みます。日付は検索ステータス ダッシュボードで確認できます。

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よくある質問(FAQ)

グルメサイトはやめてしまってよいですか?

いきなりやめることはおすすめしません。グルメサイト経由の予約が売上のどれくらいを占めているかを、まず数字で把握してください。

そのうえで、Googleマップと自社サイトからの予約が増えてきた段階で、掲載プランを一段下げてみる。この順番なら、売上を落とさずに固定費を見直せます。

MEO対策の業者に頼んだほうが早いですか?

この記事に書いた作業の大半は、店側にしかできないことです。カテゴリの選択、営業時間、写真、メニュー、クチコミへの返信。いずれも店の実態を知らないと正確に埋められません。

外部に頼む場合も、上位表示を保証する契約には注意してください。Googleはローカル検索結果のランキングについて、ランキングを上げるためのリクエストや金銭の受け取りには一切応じていないとヘルプに明記しています。

クチコミが少ないうちは何をすればよいですか?

件数を急いで増やそうとして、インセンティブに手を出すのがいちばん危険です。まずは写真・メニュー・属性を埋め切って、プロフィールの完成度を上げてください。

そのうえで、会計時にひと言添える運用を数か月続けます。月に数件でも積み上がれば、半年後にはまとまった数になります。

Ask Mapsが日本に来たことで、今すぐ何かすべきですか?

新しい対応作業が発生したわけではありません。AIが参照するのは、これまでどおりビジネスプロフィールの情報とクチコミ、そして自社サイトです。

強いて言えば、属性やメニューの「埋め残し」を点検する良いきっかけです。会話形式で探される場面が増えるほど、細かい条件が書いてある店が有利になります。

地図での動きと、サイトのアクセスをまとめて見る方法はありますか

2026年6月から、GoogleアナリティクスとGoogleビジネスプロフィールを連携できるようになりました。連携すると、通話・予約・ルート検索・メニュー閲覧などの7指標がGA4のレポートに加わります。

ただし直近6か月分のみで、複数店舗は合算表示になります。細かい分析には向きませんが、地図とサイトを1つの画面で見比べるには十分です。

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まとめ|飲食店の集客は「情報を埋め切ること」から始まる

2026年は、地図での動きをGoogleアナリティクスで見られるようになり、AI検索での表示回数もサーチコンソールで分けて追えるようになりました。測る手段は増えましたが、やることの中身は変わっていません。

飲食店の集客は、派手な施策より、情報の埋め残しをなくす作業のほうが効きます。カテゴリ、営業時間、属性、メニュー、写真。Googleが公式に挙げている項目を、順番に正確に埋めていくことが土台です。

クチコミは、インセンティブを使わずに実体験の投稿を促し、届いたものには短くていいので必ず返す。この積み重ねが、Googleの言う「知名度」を押し上げる材料になります。

2026年8月にAsk Mapsが日本にも広がり、会話でお店を探す場面はこれから増えていきます。それでもAIが見ているのは、店が自分で公開した情報です。今日やるべきことは、10年前と大きくは変わりません。

まずは自店のビジネスプロフィールを開いて、空欄になっている項目を3つ埋めてみてください。そこから始めるのがいちばん確実です。

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この記事を書いた人

三田健司のアバター 三田健司 AccessScope 開発・運営 / 株式会社アクセス・リンク 代表取締役

全日本SEO協会認定SEOコンサルタント。Webサイト制作・SEOを10年以上、延べ1,000件以上支援してきた実績をもとに、検索順位・Googleサーチコンソール・AI検索での言及までまとめて可視化するSEO/GEO分析ツール「AccessScope」を開発・運営しています。個人事業主や中小企業の集客を後押しします。
株式会社アクセス・リンク 公式サイト
(社)全日本SEO協会 認定SEOコンサルタント

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